「わからなさ」とともにある場へ

私たちは、測りえないこと、わかりえないことに向き合う姿勢を大切にしています。
人の心も、人生の選択も、ときに言葉では語りきれないものを抱えています。
そのときに、無理に答えを出そうとしたり、わかろうとしすぎることで、かえってすれ違いや孤独が深まってしまうことがあります。
だからこそ、私たちは「わからないことに耐える力」や「測れないものを尊ぶ感性」を育てていきたいと思います。
誰かの沈黙や涙、戸惑いや迷いに対して、「どうしたの?」「何か言って」と急かすのではなく、
ただ共にその場にいて、測りえないものを測ろうとしない態度で寄り添うこと。
そこに、見えないけれどたしかなつながりが生まれると信じています。
そして、わかろうとしすぎず、でもわかろうとし続けるという矛盾を受け入れることも、
この世界を誠実に生きるために、私たちができる大切な営みの一つだと考えています。

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